WordPress プラグインを公開する手順

WordPress Plugin を公開するまでの流れをメモ。

公開するページは、Wordpress.org Plugins

アカウント登録

最初に、WordPress.orgでアカウント登録。

必須項目は、Username と Email。

登録するとメールが届く。ログイン用のパスワードも一緒に届く。

パスワードは、Forums ページの右上にある View your profile から変更できる。

プラグイン登録申請

続いて、Add Your Pluginで登録申請。

Extend → Plugins → Developer Center → Add Your Plugin という順番でたどり着ける。

必須項目は、Plugin Name と Plugin Description。

申請の結果が出るまで、大体1週間ぐらいかかる。

承認完了したらメールが届く。

SVN チェックアウト

承認メール内に Subversion のリポジトリ URL が書かれている。

この URL が、基本的にプラグインの公開場所となる。

リポジトリをチェックアウト。

  
$ svn co http://plugins.svn.wordpress.org/wp-hoge/  
A    wp-hoge/trunk  
A    wp-hoge/branches  
A    wp-hoge/tags  

trunk が作業する場所。
tags が公開する場所。
とざっくり決める。

公開準備

既にプラグインが完成しているのであれば、そのファイルたちを trunk にコピーする。
まだであれば作成する。trunk 配下で作業がオススメ。

プラグインが完成したら、readme.txt の準備する。
WordPress 公式の readme.txt サンプルは、こちら

フォーマット通りに記述すると、readme.txt の内容が WordPress Plugin 公開ページに反映される。
フォーマットの確認は、こちらのサイトで行う。
足りない項目があると、以下の図のように教えてくれる。

公開

readme.txt が完成したら、公開するバージョンなどを決める。

readme.txt の Stable tag 項目に設定したバージョン番号をタグ名にする。

  
Stable tag: 1.0.0  

上記の場合なら、1.0.0 という名前のタグを作成する。

まず trunk 内のファイルをコミット。
コミットするときに WordPress アカウントのユーザ名とパスワードを求められるので要確認。

  
$ svn add wp-hoge.php readme.txt  
$ svn commit -m "first release."  
Authentication realm: http://plugins.svn.wordpress.org:80 WordPress.org Subversion  
Username: user    
Password for 'user':  
...  
Transmitting file data .....................  
Committed revision 251421.  

続いて、タグを作成してコミット。

  
$ svn copy http://plugins.svn.wordpress.org/wp-hoge/trunk http://plugins.svn.wordpress.org/wp-hoge/tags/1.0.0 -m "tagging 1.0.0 release."  
Committed revision 251422.  

最後にプラグインのページにアクセスし、readme.txt の内容が反映されていることを確認したら完了なり。

参考

WordPress.orgのプラグインディレクトリに自作プラグインを登録する方法(Windowsユーザー向け、TortoiseSVN使用) : 参考エントリー